まいぷら

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厳島神社

広島県廿日市市の旅行で訪れた観光名所、厳島神社

厳島(宮島)は安芸の宮島と呼ばれ、松島、天橋立と並び日本三景の一つに数えらえます。また平成8年(1996年)には世界遺産に登録されています。

宮島は、推古天皇元年(593年)に土地の有力豪族であった佐伯鞍職が社殿造営の神託を受け、勅許を得て御笠浜に社殿を創建したと伝わります。

厳島神社のご祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)田心姫命(たごりひめのみこと)湍津姫命(たぎつひめのみこと)で剣玉の御誓をされた時に御出現になった神々で、御皇室の安泰や国家鎮護、海上の守護神として古くから崇信を受けられていました。

平安末期になると平清盛が厚く擁護したことにより、仁安3年(1168年)に平清盛が寝殿造の様式を取り入れた現在の社殿を造営しています。また、承安4年(1174年)に後白河法皇の御幸、治承4年(1180年)に高倉上皇の御幸があるなど、多くの皇族や貴族が参詣され都の文化がもたらされました。

戦乱と厳島神社

弘治元年(1555年)に毛利元就と陶晴賢による厳島の戦いが起こりました。1万の大軍を率いた陶晴賢は毛利軍と戦い、少数の毛利軍によって本陣を襲撃され陶晴賢は自害ししています。

この後、毛利元就は宮島を戦場にしたことを恥じたためか、社殿の大がかりな修理を行っています。安土桃山時代になると、豊臣秀吉は九州遠征の途中でこの厳島神社を参拝し大経堂を建立しています。

舞台

広島県廿日市市の旅行で訪れた観光名所、厳島神社の舞台よく見る厳島神社の景色です

宝物館

広島県廿日市市の旅行で訪れた観光名所、厳島神社の宝物館宝物館も朱色の建物です

厳島神社参道

シカが多い厳島神社までの参道にはたくさんの露店が並び、もみじ饅頭を揚げた「揚げもみじ」や広島名物のカキを食べ歩くことができます。

また参道を歩いていると、大しゃもじが展示されていました。かなり大きな杓子でおそらく世界一だと思います。宮島は杓子発祥の地と言われているそうです。

大しゃもじ

広島県廿日市市の旅行で訪れた観光名所、厳島神社の大しゃもじ宮島は杓子発祥の地と言われます

シカ

広島県廿日市市の旅行で訪れた観光名所、厳島神社にたくさんいる鹿参道にはたくさんのシカがいました

弥山

宮島の最高峰標高約535メートルの霊山「弥山」は、弘法大師空海により開基されました。弘法大師は100日間の求聞持の修法を行い、弘法大師が修行を行ったと云われる弥山本堂や1200年以上経った今も燃え続けている きえずの火など数多くの足跡や伝説を残しています。

弥山本堂

広島県廿日市市の旅行で訪れた観光名所、厳島神社の弥山本堂弥山の山頂付近にありました。

弥山の奇岩

広島県廿日市市の旅行で訪れた観光名所、厳島神社の弥山の奇岩弥山にはたくさんの奇岩があります

朱大鳥居の干満による違い

沖にある朱の大鳥居は、高さ16メートル、重さ約60トンもの巨大な鳥居です。実は6本の柱の足元は海底に埋めておらず、自らの重みだけで立っています。平安時代に創建されて、現在8代目とも9代目とも言われています。

瀬戸内海は海の干満が大きいため時間帯によって景観が大きく変わります。干潮になると鳥居まで歩いて行くことができます。また満潮になると神殿まで海水が入り込みます。

満潮の大鳥居

広島県廿日市市の旅行で訪れた観光名所、厳島神社の満潮の朱の鳥居満潮時は海水で満たされます

干潮の大鳥居

広島県廿日市市の旅行で訪れた観光名所、厳島神社の干潮の朱の鳥居干潮時は歩いて鳥居まで行けます

厳島神社には満潮時刻、干潮時刻が掲載されていますので参考になります。基本的に1日2回満潮と干潮があるため6時間程度滞在すればどちらも見ることができると思います。

まち旅(旅行、観光)の記録

まち旅(旅行、観光)するために参考となる情報です。

まち旅(旅行、観光)の記録
住所
〒739-0588 広島県廿日市市宮島町1−1
アクセス
JR宮島口駅からフェリーで10分
営業時間
6:30~18:00(3月1日~10月14日)
その前後1か月ごとに閉館30分前倒し
料金
300円(神社、宝物館)、共通券は500円

地図