まいぷら

何もかも忘れて、ぷらぷら旅に出かけよう。

山旅(登山、トレッキング)ウェア

登山ウェア

登山用品店で販売されている登山用ウェアは高価だ思うのは私だけではないと思います。老舗ブランドの衣類は実績があるため最適とは思いますが、ほんの数十年前に比べれば普段着のでも品質が確実に向上しているため生地さえ良ければ登山で使える衣類はあります。

ごく希に山シャツを着ている登山愛好者を見かけますが、毛が織り込まれた分厚い生地は夏場は暑いと思います。現在は吸水性が高く速乾の衣料が普段着にもありますので、そのような生地で作られた普段着をオシャレに着こなすと財布にも優しくて良いです。

最近は山ガールなる若い女性を山で見かけますが、彼女たちはオシャレで華やかに見えます。現在の登山のスタイルは、安全に気を付けながらオシャレに山を楽しむところにありそうです。

山旅(登山、トレッキング)のウェア

登山ウェアを着こなすうえでまず知らなければならないことは、着衣の基本はレイヤード(重ね着)であることです。重ね着であれば着脱が容易であり、暑くなればすぐに脱ぎ、寒ければ着込めば済みます。私の場合は以下の衣類を重ね着しています。

登山ウェアの重ね着
  • 長袖Tシャツ
  • フリース
  • ジャケット又はダウンジャケット(夏場は雨具で代用可)
  • レインウェア(ジャケットともなる)
  • ズボン

歩行中に汗をかきますので、下着やTシャツなど肌に直接触れる衣類は吸汗かつ速乾性の生地を選ぶべきです。綿製品などは乾きにくいため登山には向きません。意外に使用頻度が高いのはフリースで、風の影響や休憩中などで体感温度が下がることがあるため、一年を通して持ち歩くことになります。フリースは化繊で作られるため高価な物でなくて良いです。

ジャケットは、夏場であればレインウェアで代用できます。レインウェアはそれなりの耐風性があるため、ジャケットを増やす必要はないと思います。晩秋から冬場にかけては寒くなるためダウンジャケットなどのアウターを用意する必ことになります。

ズボンは短パンでは藪漕ぎに不向きのため長ズボンが良く、立体構造のズボンが歩きやすいです。最近はスポーツタイツに短パンを履いてオシャレに決めるのが主流です。少し値が張りますが、科学的に考慮された構造は歩きやすくて疲労が蓄積しにくい利点があります。

最初は安いウェアが良い?

女性ウェア

登山用品店ではブランド商品が販売されているため、インナーからアウターまで揃えるとかなり高額になります。これでは財布が一気に薄くなり山に行くアシ代が無くなる可能性があります。また一気に買うと、使わない物や使えない物まで買う可能性があると思います。衣類は生地さえ良ければ快適に山を歩くことができ、命に関わる事態には滅多にならないと思うため、慌てて購入せずに必要に応じて買い足した方が良さそうです。

例えば、日本各地にあるユニクロなどの衣料店では、吸汗や速乾の製品がたくさんあり比較的安価に手に入ります。登山のみならず日用品としても使えることから一石二鳥とも言えます。登山メーカーの衣類が欲しいなら、最初はTシャツなどが良いです。Tシャツなどは肌に直接肌に触れるため着心地を感じやすく、一年を通して使用するため無駄になりません。