風邪気味でのどが痛いうえ生憎の雨です。天気図を見てみると午後は回復しそうなので淡い期待を込めて矢倉岳と金時山の山旅(登山、トレッキング)に出かけることにしました。
9時前に新松田駅に到着して箱根登山バスで矢倉沢に向かいます。乗車時間30分(510円)で矢倉沢に到着して矢倉岳ハイキングコースを歩きます。途中に公衆トイレがあります。
風邪気味ですぐに息が上がるので、ゆっくり山旅(登山)することにしました。いつもどおり疲れても休憩せずにピッチを落としたり早めたりを繰り返します。
ハイキングコースを歩くこと10分くらいで神社がありました。その先は舗装されていない登山道になります。霧雨で景色は見えませんが、一方で幻想的な雰囲気でした。
矢倉沢から1時間半位で矢倉岳の山頂に到着します。山頂は広くて気持ちがいいです。天気が良ければ景色が綺麗だと思います。
矢倉岳山頂から10分くらい下った山伏平は地蔵堂方面と泗水の滝への分岐になります。本日は足柄峠から金時山に向かいます。
足柄万葉公園に到着するころに雨足が強くなりました。公園内には屋根付きの休憩所があったので食事にしてレインウエアに着替えました。
足柄峠から国道を歩いて金時山へ向かいます。金時山へ向かう途中に足柄城跡、足柄関所跡がありました。足柄関所跡には関所破りで捕まった者のさらし首にした場所があり、祠や神社があり史跡が多いところでした。(祟られるのが怖いので写真は撮りませんでした)
金時山に向かうルートが良くわからず行ったり来たりを繰り返しましたが、焦らずに国道を突き進めば良かったようです。
車道を進むと金時山登山口へ到着します。ここから30分くらいで猪鼻砦に到着します。ここで夕日の滝方面へ行くこともできます。猪鼻砦は金太郎が巨石を放り投げて猪に当たって死んでしまったので、猪の鼻をここで弔った謂れがあります。
猪鼻砦からは階段の連続です。12ヶ所あるので干支にちなんで「ねずみ」とか名前がついていました。
金時山は雨で展望はありませんでした。金時娘さんの茶屋で飲み物を購入して話をしましたが、金時茶屋には芳名帳があり、100回以上登頂したら茶屋内に名前が張られるそうです。
金時娘さんと会話をして温泉情報など懇切丁寧に教えて頂きました。
金太郎伝説が残る金時山。箱根外輪山に位置し富士山を展望できるスポットとして有名であることから、年間を通して登山者が多い。