風邪気味ですが長期出張が待っているので、丹沢の山旅(登山、トレッキング)を行うことにしました。
渋沢駅に降りて大倉へバスで移動します。丹沢は日本百名山の一つで老若男女を問わずよく歩かれています。
登山道がよく整備されていて、階段状になっているところが多くて茶屋や山荘も多いです。個人的にはあまり道は好きではありませんが、気楽に行けるところは良いです。
大倉高原山の家は水場がありましたが、湧き水ではなく下から汲み上げられている様です。そのため維持費30円を払う貯金箱が置かれています。
見晴茶屋から駒止茶屋までは桜が咲いていて少し嬉しくなります。駒止茶屋は営業しておらず、その先の堀山の家は営業していて多くの登山者が休憩していました。
駒止茶屋からの登山道は坂できついです。花立山荘の周辺に鹿がいて、その先の金冷しは鍋割山からの合流地点になります。
金冷しから10分くらいで塔ノ岳に到着して食事にしました。ここにも鹿がいて我々の食事をじ~っと眺めています。ダメよ、これは私のご飯なんだから!
塔ノ岳でのんびりして丹沢山に向かい、丹沢山のみやま山荘に泊まりました。
みやま山荘では夕食にロールキャベツが出てきて驚きました。また、ここにある本はかなり価値があると宿泊者が話していました。
5時に起きると晴天でご来光が見えました。やはり山の景色は綺麗です。
朝食のあと6時に山荘を出発して蛭ヶ岳から檜洞丸に向かいます。蛭ヶ岳までは1時間半ほどの道のりで富士山が見えます。途中で不動の峰、棚沢の頭、鬼ヶ岩の頭などのピークがありました。
鬼ヶ岩からの鎖場を通過して蛭ヶ岳に到着すると山頂は広くて360度展望があり富士山を見ることができました。
蛭ヶ岳から檜洞丸に向かうと急坂で鎖場が連続します。慎重に鎖場を乗り切ると広くなっている臼ヶ岳に到着します。
神之川乗越を越えて1344mの小ピークを過ぎたあたりで黄色い花が咲いた木がありました。名前は知りませんが印象的でした。
金山谷乗越を越えて坂道を上ると青ヶ岳山荘に到着したので飲み物を注文して小休止しました。
青ヶ岳山荘から10分ほどで広い山頂の檜洞丸に到着します。ブナの樹が綺麗らしく神奈川の美林50選に選ばれています。檜洞丸で昼食を取り帰路につくことにします。
檜洞丸から1時間余りで展望所へ到着してさらに1時間下るとゴーラ沢出合に到着します。沢の水が冷たいので顔を洗って汗を拭ってみました。
沢筋を下ってゴールの西丹沢自然教室に到着して楽しい山旅(登山)を終えました。
神奈川県の屋根と呼ばれる丹沢山地は神奈川県西部に位置し、その最高峰は蛭ヶ岳。都心に近いことから年間を通して登山者が多い。また冬は積雪もあり年間を通して変化に富んでいる。