予定がキャンセルになって時間ができたので、梅林を求めて幕山の山旅(登山、トレッキング)に行ってみました。
湯河原駅に9時20分に到着しましたが、全く違う方向に歩いてしまって城山への登山口に到着したのが10時40分頃になってしまいました。登山口にはハイキングコースの標識が立っています。
登山道は舗装路を歩くことが多いですが歩きやすく整備されています。途中にあった兜岩は源頼朝公が兜を脱いで置いた岩だそうです。
城山の山頂に到着すると子供達が元気良く遊んでいたので「しとどの窟」へ向かいますが、団体様が歩いていたので抜き去りって幕山分岐である一の瀬から幕山に向かうことにします。
一の瀬から少し林道を歩くと、大石ヶ平に到着します。時間は11時半だったので昼食を取ることにします。
大石ヶ平から30分ほど登って幕山と南郷山への分岐に差し掛かります。ここで南郷山へ向かうと自鑑水経由で南郷山に向かうか、直接、南郷山に向かうルートの分岐に差し掛かります。ここでは自鑑水へ行きます。
自鑑水(自害水)は、頼朝公が石橋山の戦いで負けて逃げている最中に立ち寄った所で、池に写った自分の顔を見て情けなくなって自害しようとしたが、家臣から止められた場所だそうです。ただ池は完全に干上がっていて水が全くありませんでした。
自鑑水の先はまた林道になります。林道を歩くと南郷山への標識が出てくるので間違えることは無いと思います。標識から南郷山までは急登になります。
南郷山の山頂から降って幕山へ向かいます。幕山は歩きやすい登山道だしそれほど急ではありません。
梅林は幕山の麓にありますので下ることにします。梅林が見える頃から立派な岩壁が見えます。幕山はクライミングで有名な山ですので大勢の方がクライミングしていました。
ちょっと梅の時期に遅れたかもしれませんが、梅林を見ながら下山します。登山口から湯河原駅まで歩きましたがバスが多いので、バスの方が便利かもしれません。
幕山、南郷山、城山はどれも山頂が広くため、天気がいい日にピクニックすると気持ちいいと思います。今回は天気が不安定で途中で雪が降り出しましたが、快晴なら展望も良いため爽快だと思います。
神奈川県南西部に位置する幕山。この麓にある幕山公園の湯河原梅林はシーズンには梅が咲き乱れる。歴史的にも趣があるため観光客が多い。