先月からの懸案だった大菩薩嶺に職場の山の会3名と一緒に山旅(登山、トレッキング)することにしました。朝6時に待ち合わせて上日川峠に向かいますが、途中で工事渋滞に見事にハマってしまい到着は9時前になります。
上日川峠の駐車場では雪を被った南アルプスが美しいです。「あれが甲斐駒ヶ岳、北岳、それからあの遠くが塩見ですね。」と仲間に話していたら20人位の団体で来ていたおばさんから「私たちも聞いていいですか?」と言われました。
快く解説してみたら、後からやってきたオジサンから「あれは甲武信ヶ岳ですか?」と聞かれてしまった。だから方向が違うでしょう(笑)
平日のせいか快晴ですが人はあまりいませんでした。ロッジ長兵衛脇の登山道から出発して福ちゃん荘、唐松尾根から大菩薩嶺を目指します。唐松尾根から雪化粧した富士山が堂々としています。
「おお、富士山がいいですね!」と言ってみましたが、みなさん歩くので精一杯で反応がありません。さすがに無視は寂しい…。
雷岩で記念撮影をして大菩薩嶺の山頂へ向かいます。大菩薩嶺の山頂で休憩していたら山仲間から「コンパスの使い方を教えて欲しい」と言われました。
大菩薩嶺の山頂は展望が無いので適当に解説しましたが、やはり展望がないと分かりにくいですよね。
大菩薩嶺から大菩薩峠に向かう登山道は、富士山を見ながら稜線を歩くことになります。大菩薩峠の介山荘でビールを購入して、みんなで乾杯。運転手もいるので1本のビールを4人で分けて物寂しい乾杯ですが達成感はありました。
大菩薩峠から福ちゃん荘経由で上日川峠へ。ここで車を回収して竜門峡方面に下ります。途中の嵯峨塩館で入浴します(500円)。風情溢れる旅館で、個人的には大菩薩の湯よりオススメです。
本州の中央に位置する大菩薩山系は富士川、多摩川、相模川の源流部にあたる。小説で有名な大菩薩峠は大菩薩嶺と小金沢山との間にある峠である。