まいぷら

何もかも忘れて、ぷらぷら旅に出かけよう。

「甲武信ヶ岳」の山旅(登山)情報

山行日
2006/12/09~2006/12/10
天 候
曇り/晴れ
ルート
西沢渓谷(09:40)~木賊山(15:30)~甲武信小屋(15:50)
甲武信小屋(08:40)~甲武信岳(09:00)~西破風山(11:35)~東破風山(12:15)~雁坂嶺(13:15)~雁坂峠(14:00)~西沢渓谷(16:40)
地 図
山と高原地図「雲取山・両神山」
同行者
ひめ
標 高
甲武信岳(2475m)、木賊山(2468.6m)、西破風山(2317.7m)、雁坂嶺(2289.2m)

山旅(登山、トレッキング)の記録

甲武信ヶ岳からの登山道

前日の忘年会で「明日は山だから飲めないんですよー」と言ったが最後。記憶を無くすほど呑まされてしまいます。朝起きると甲武信ヶ岳の登山口です。姫様が連れてきたとはいえ、どうやって帰宅したのだろうか?未だ不明…(^^;)

体調不良に天候不良です。雨の中、西沢渓谷から山旅(登山、トレッキング)を開始します。久々の重荷は肩にずっしりきます。

徳ちゃん新道を歩きましたが、途中から雪になってメルヘンの世界へと変わります。木賊山付近からは寒くなって、濡れた衣類が氷ついているみたい。うん、こいつは寒いぞ。

雪景色の登山道

雪景色の登山道

風が吹き付ける登山道

風が吹き付ける登山道

木賊山を通過して、甲武信小屋の途中は、吹雪いて寒いと言うより痛い。風が当たる左腕は、感覚が麻痺し始めます。

何とか甲武信小屋に到着しますが、この小屋は冬季は解放してもらっていました。中に入ると人が二人いましたが、この小屋の助っ人さんで名刺を頂きました。

「まあ、寒かったでしょう。お酒でもどうぞ!」と言われたものの、昨日は忘年会で飲み過ぎたので断ろうとしましたが「じゃ、迎え酒ですね。つまみなら一杯ありますよ。わははは。」と返されて宴に参加です。甲武信小屋の方は、みなさん陽気ですね。良い方々です。

8時に就寝したにも関わらず、みんなそろって寝坊です。気温はマイナス5度。これでも暖かいんだとか。

山小屋の皆さんとは甲武信ヶ岳の下で別れて、別行動で甲武信ヶ岳を目指します。甲武信ヶ岳の山頂はガスって展望なしでした。とにかく寒い!

木賊山の山頂

木賊山の山頂

甲武信ヶ岳の山頂

甲武信ヶ岳の山頂

山頂からは、一反甲武信小屋へ下って、木賊山を巻いて破風山へ向かいます。途中の避難小屋のあたりから晴れ間が覗き、冬の山々が立派。その奥には富士山が姿を現します。これだよ、これ!!

西破風山直下は岩場で、雪があると歩きにくいですが展望があって気持ちいいです。西破風山、東破風山と過ぎてから雁坂嶺に向かいました。雁坂嶺の近くは笹道になって、それまでと雰囲気が違います。

ぴろりんと雪

雪に倒れ込んでみた

富士山が見える登山道

富士山が見える登山道

雁坂嶺を通過して、日本三大峠の一つ雁坂峠に向かいます。だいぶ雪が無くなって雁坂峠は雪がほとんどありませんでした。

峠からは下りになります。沢筋を歩いて3回徒渉すれば車道に差し掛かり、さらに歩いて駐車場まで戻れば本日の山旅(登山)は終了です。

「甲武信ヶ岳」の概要

日本百名山の一つ。甲州、武州、信州の境界に位置することからこの名が付いた。日本三大峠の一つ雁坂峠は分水嶺なので、雨水が太平洋と日本海のどちらかに注ぐ分岐点になる。

やま旅の勝手な評価

よく歩いた度
★★★★
寒い度
★★★★★
雪まみれ度
★★★★
人の多さ度
いい人達度
★★★★★