「水曜どうでしょう」というテレビ番組で影響を受けて、マレーシアにある動物観測小屋「ブンブン」に泊まりに行きました。
ブンブンはいくつかありますが、その中でも人気がないブンブン・ブラウという所を予約します。ブンブン・ブラウまでは距離にして5km、2時間かかります。午前中、タマン・ヌガラ国立公園内をぷらぷらして、午後ブンブンに行くことにしました。
天気が良くて、道もよく歩かれていて迷う心配はありません。猿、イノシシ、大トカゲなどの動物や不思議な植物なども見ることができます。
全長400mのキャノピー(吊り橋)を渡ろうと思いましたが、人が多くてあきらめて丘(ブキッ・テレサック)に登ってみました。見晴はソコソコと言った感じで、それほどの展望はありませんでした。
午後にブンブン・ブラウに移動しますが、ブンブン・ブラウまでの道のりは、ちょっと急な登山道でした。途中で原住民の村もありましたが、あまり来てもらいたくないみたいで、すぐに後にすることにしました。
ブンブンは動物観察小屋なので開放的な建物でした。蚊が多いので蚊取り線香を焚きながら夜通し動物観察をしてみましたが、動物は1匹も現れませんでした。残念です。
ブンブン・ブラウに宿泊中、夜に激しいスコールが降りました。翌朝はぬかるみがひどく、山ヒルが大量発生しました。みんな山ヒルに襲われて血だらけになります。
軽登山靴を履いていましたが、ふくらはぎの部分を吸われてしまいましたが、普通の運動靴だと足の指の間にヒルが入って、発見が遅れて血だらけになっていました。マレーシアのジャングルは日本では体験できないことばかりでした。
マレーシアの中東部に位置するタマン・ヌガラ国立公園は、熱帯雨林が育んだジャングルがある。日本とは異なった気候と植生を楽しむことができる。