職場山の会の最後の山旅(登山、トレッキング)として、懸案の大山に登りました。「大山」と書くと鳥取県の「大山(だいせん)」を思い浮かべる方も多いでしょうから、区別するため相州大山と読むことが多いです。
以前も同じ時期に雪が積もっていましたが、今回の山旅(登山)でも雪が積もっていました。これまで山仲間に「冬場はアイゼンを持参しよう」と伝えていましたが、冬場の山旅(登山)がことごとく失敗に終わってしまい、誰もアイゼンを使う機会がなかったので、今回の積雪はありがたかったです。
みなさん新しいアイゼンを使用してテンションも高かったので、登りはケーブルカーを使わずに下山だけ使用することにしました。
天気は良くて、冷たい風が時折頬をなでます。この寒さももうじき終わって、春がやってくるんだと思いながら高度を稼いでいきます。神社に到着すると出店が何店かあり、その下には柵があって鹿が何頭か飼われていました。下山のときにここで休憩することにして、今は登ることにします。
雪は富士見台あたりから残っていて、慎重に進むとその先が大山の山頂になります。山頂には神社があって展望も良かったです。多くの登山者がお昼を楽しんでいました。
山頂でご飯を食べてから下山します。下山路は展望台を経由するコースで過去のコースと一緒になります。こちら側は日陰になりますので、登りのコースより雪の量が多いと思います。
展望台はそこそこの展望がありますが、展望としては山頂の方が開放感があっていいです。展望台から滝を見てケーブルカーの山頂駅へ向かいましたが、残念ながら滝は枯れていました。
ケーブル山頂駅の茶屋で最後の祝杯。これで職場の山の会の最後の山旅(登山)がフィナーレを迎えます。
農耕の神、雨乞いの神として信仰を集める大山は、丹沢山塊の東端に位置する。山頂には阿夫利神社の本社がある。