世界最大級のカルデラを持つ阿蘇山。帰省の折、久しぶりにこの阿蘇山を登ることにしました。
仙酔峡から山旅(登山、トレッキング)をスタートしますが、有毒ガスでロープウェーは運休、中岳とロープウェーの区間は通行止めとの看板があります。
仙酔尾根(いわゆるバカ尾根)から高岳を目指すことにします。天気は良いですが、平日なので登山者は外人女性1名、おじさん1名の2名しか会いませんでした。
登山道はガレていて落石が多いようです。特に山頂付近はガレていて落石が多く岩場もいくつかありますので、歩行には注意が必要です。
山頂部に近づくにつれてガスが発生します。仙酔尾根を登り切り、根古岳方面との分岐に到着するころにはガスで何も見えません。ここから高岳までは緩やかな尾根を歩いて10分ほどで高岳に到着します。
高岳の先に中岳とロープウェー乗り場がありますが、今回は展望もないし登山禁止なので引き返すことにします。また仙酔尾根を通ることになります。
高度を下げるにつれてガスが晴れてきて進むべきトレースがしっかり見えます。振り返れば大きな山容があります。小さな一歩を積み重ねると、想像もしない距離を進むことができることを実感します。
下山後に仙酔峡の売店のおばさんと話をしたら、ロープウェーは現在修理中のため有毒ガスを測定する職員がロープウェーを使えないため、ロープウェー運休時は中岳の登山を禁止しているとのこと。
中岳は年2~3回しか登山禁止にならないため、ほとんどの登山者は自己責任で登っているとのことでした。
日本百名山の一つ。阿蘇山はカルデラの山々と、その中央部の山々で構成されている。このカルデラは世界最大であることでも有名。