まいぷら

何もかも忘れて、ぷらぷら旅に出かけよう。

山旅(登山)の計画を立てよう!

山を闊歩するひめさま

行ってみたい憧れの山があると思います。ところが山はいつでも微笑んで迎え入れる訳ではありません。残念ながら憧れだけではすぐに山は登れないと思います。

ここでは最初に山を選ぶ要素を考えて、どうすれば安全に山旅(登山、トレッキング)を楽しむことができるか考えてみたいと思います。

安心して登れる山であること

はしごを登る

何度か山に行った方なら、ご自身の体力や登山技術、能力を知っているので、それらを判断要素とすることができるかと思います。その中で、一つステップアップとして、行動時間を増やしたり、少し岩場があるところを目指すのも、自己の能力をレベルアップさせる意味では良いと思います。

問題なのは、初めて山旅(登山、トレッキング)する場合です。どの程度山中を歩くことができるかわからないので、まずは標高差の小さい山に実際行ってみると良いと思います。

アプローチの問題も加味する

登山(山旅)の開始

目標の山自体がそれほど難易度が高くないとしても、アプローチが長い場合などは注意が必要だと思います。登山口に夕方着いたところで、その日の山旅(登山、トレッキング)はほぼ絶望的になります。計画する段階で、登山口に何時に到着するかチェックすべきだと思います。

特に、交通機関のダイヤは結構変わることが多いので、事前にネットで調べたり、場合によっては交通機関に聞いてみても良いかもしれません。また、マイカーの場合も駐車場があるのか、マイカー規制があるかをチェックすべきでしょう。

縦走は無理なくこなせる行動時間を

尾瀬の道

日帰り登山から一歩進んで小屋泊、あるいはテント泊の山旅(登山、トレッキング)をしようとする場合であれば、疲労度が変わることに留意すべきかと思います。

日帰り登山から小屋泊の場合は荷物はほとんど変わりませんが、日数が増えるぶん疲労度が増しますので、余裕を持った行程にすると良いと思います。

また、テント泊にチャレンジする場合、テントや食料、炊事道具など装備が増えて重荷を背負います。日帰りの荷物が5kgくらいに対して、テント泊になれば10kgを超えてしまいますので、所要時間や疲労度が増えてしまいます。

初めてのテント泊の山旅(幕営山行)は、過去に行ったことがある山が良いと思います。

シーズンによる行動時間の違い

雪山

山旅(登山、トレッキング)は山の中を歩くことになります。シーズンによっては日照時間も違いますし、夏の快晴の場合など暑さでバテて行動が遅れる場合もあるでしょうし、冬に積雪があればアイゼン歩行になる分、遅れがちになる場合だってあります。そう言った状況に陥っても、対応できることが望ましいと思います。

山では「早立ち、早着き」が基本だと言うことをよく覚えておくことが大事だと思います。基本的に朝の方が天候は安定しますし、朝が早ければ、少々遅れても対応できます。また、最近山小屋などに遅く来る人が目立ちますが、基本的に午後3時までに行動を終えるように計画したほうが良いと思います。

コースの状態による難易度の違い

岩場を歩く

山旅(登山、トレッキング)で歩く道は、一般的な登山道であっても、岩場の上り下りが多いルートであれば、岩場に対応する技術が必要となり、ルートが不明瞭な場合は、ルートファインディングや高い読図能力が必要な場合もあります。このように、予定のルートに難所や危険個所があるかを知ることは安全のためには大事なファクターだと思います。

それらの情報を得る手段としては、ガイドブックや登山地図などが挙げられると思います。それらを購入して、自分の力量にかなっているか判断して計画するようにして、楽しい山旅に出かけましょう!