まいぷら

何もかも忘れて、ぷらぷら旅に出かけよう。

山旅(登山)を山小屋泊とテント泊

山の夕焼け

行動時間が長い山旅(登山、トレッキング)では山の中で泊まる必要があります。その方法は、山小屋に泊まるかテントを張って泊まるかどちらかになります。

山小屋にせよテント泊にせよ、山に滞在することから朝夕の山が美しくなる時間を味わうことができるなど、山の雰囲気にドップリと浸かることができます。

山に泊まることは、その必要性だけではなく、山の魅力に触れるために意味があることなのです。

山小屋に泊まる山旅(登山)

山小屋

簡潔に言えば山小屋は山にある施設ではありますが、その環境から一般的な旅館と異なります。

山小屋で提供さえる食事などの物品は歩荷で持ち込まれるか、ヘリなどで持ち込まれますので貴重です。また忘れていけないのは、山小屋は宿泊や食事を提供するだけでなく、緊急時には避難場所として、あるいは遭難などの場合の救助拠点ともなります。

山小屋泊では見知らぬ登山者との交流があったり、山小屋の主人からその山の魅力を聞くことができます。そのような魅力のため最近は日帰りできる山行であっても、あえて山小屋泊する人も多いと聞きます。

山小屋の泊まり方は以下のとおりです。

山小屋の泊まり方
  • 事前に予約を入れる。予約無しでも泊めてもらえるハズだが、原則予約を入れるようにする。(完全予約制の山小屋は当然予約を入れる)
  • 到着したら、濡れ物を脱ぎ、アイゼンなどの尖った物を外して入ります。それから受付。
  • 濡れ物は、乾燥室があればそこで干す。靴と共に間違いが多いので目印などをしておく。
  • 割り当てられた寝室の枕元に、ヘッドランプや水などをあらかじめ置いておく。
  • 夕飯は6時頃が一般的。人が多いときは何回かにわけられることも。
  • 就寝は9時頃だと思う。それまでは雑談してもいいですが、寝室でなく談話スペースで。
  • 翌朝は、適宜出発して構わない。

テント泊の山旅(登山)

テント泊

テント泊の山旅(登山、トレッキング)は、山小屋泊と違う楽しみがあります。山に直に寝るため山の感触を感じることができるし、幕営料は五百円程度でリーズナブルだし、他人のいびきもあまり気にならないし、外で食事作るのも楽しいし、好きなだけ星空を堪能できるし…etc.

問題なのは、自分たちでテント、炊事道具、シュラフなどのキャンプ道具を背負わなければならないこと。いくら最近のテントが軽くなったと言っても、重荷なるため遠慮している方も多いのではないでしょうか。

個人的にはテント泊の方が好きです。日帰りより少し荷が増えるだけで快適な移動式マイホームで生活できるためです。重荷も何度か背負ってみれば重さにいずれ慣れると思います。

テント泊のやり方
  • テントサイトに到着したら受付。
  • 指定のサイトで、なるべく傾斜が無く、平らで、雨水が流れ込まない、風当たりの少ないところを探す。
  • 石を取り除いて整地。
  • テントを設営
  • ペグや石でテントを固定
  • できあがり