まいぷら

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お茶のある生活

近年の健康ブームでしょうか、お茶が注目を集めているみたい。よくカテキンがどうのとか、お茶が糖尿病に効果ありとか耳にします。

確かに、お茶に含まれるカテキンは、抗ガン作用、口臭予防、虫歯予防、血中コレステロールの低下など様々な効果があるし、 その他カフェイン、ビタミンC、フッ素なども含まれているので、健康にいいことは間違いない。 そんなにお茶が健康にいいのであれば、もう少し”お茶”を調べてみたいと思います。

お茶の種類

お茶は7種類にわけることができる。緑茶、青茶、黒茶、白茶、黄茶、紅茶、そして花茶。

緑茶は普段口にすることの多い日本茶など。青茶はウーロン茶など、黒白黄はおいといて、 紅茶はダージリンなどで、花茶はジャスミン茶とか、最近話題のローズヒップティーなど。

お茶の製法による違い

緑茶についてもう少し調べることにします。一般的に飲むのは、煎茶。 製法は京都宇治が発祥で、簡単に言うと、摘んだ葉っぱを蒸してホウロで揉んで乾燥させるたもの。 茶葉は年に数回取れるので、最初に取れたのを一番茶、それ以降二番茶、三番茶となっていき、 最後に取れた茶葉を番茶と呼んでいるそう。 この番茶を炒ったらほうじ茶となり、炒った玄米を混ぜれば玄米茶となる。

玉露は、収穫前2ヶ月ほど光合成をさせないで作る茶葉。そのため、年1回しか収穫できないので少しお高め。 日の当たらないような場所で作られるお茶は、風味を出すために長く蒸す。これを深蒸し茶と言う。 愛知西尾などで取れる日光が足りない状況でできる茶葉(てん茶)を石臼などで引いたお茶を抹茶と言うそうです。

さらに茶葉ではなく「茎(くき)」を使うお茶があるそうだ。それを「くき茶」と言うそうです。

お茶の生産量

お茶の生産は、静岡県をトップに鹿児島県、三重県と続きます。驚くかな、この不景気の中、お茶の売れ筋は減るどころかほぼ並行状態が続いているそうです。

世界で言うと、インドを1位に中国、スリランカと続き、日本は7位と健闘しています。

インドは紅茶が主流で、ダージリン、アッサムなどが有名。中国は、お茶のルーツは中国茶と呼ばれるように、さまざまな方法でお茶が作られる。 何となく中国と言うと烏龍茶という気がするが、中国で栽培される茶葉のうち、烏龍茶の生産は5%程度しかないそうです。 スリランカは、ウバが有名かな。

缶で売られるお茶たち

最も簡単に口にするのが、多分缶で販売されているお茶だと思います。 現在、様々な会社が独特の製法と茶葉でしのぎを削って販売合戦を繰り広げていますので、企業さんが販売しているお茶を分類別してみましょう。

2003年2月にインターネットを使って15社119種類のお茶系飲み物を調べたところ、ダントツなのは緑茶。 約過半数が緑茶で、二位につけた紅茶であるが紅茶。紅茶はレモン入れたり、牛乳入れたりと味の変化が可能。そのため、烏龍茶を押さえたものと思われます。

その他というのは、いろんな茶葉を使って、よく分からないものです。

更新日時:2003.2.27