ルクソール神殿

ルクソール神殿は王国時代にカルナック神殿の副神殿として建てられました。アモン神の妻ムート神を祀る神殿でカルナック神殿とルクソール神殿は参道で繋がっていたと云われます。
ルクソール神殿の入口にあたる第一塔門には2本のオベリスクとラムセス2世の像4体が安置されていましたが、オベリスク1本とラムセス2世の像はムハンマド・アリが1833年にフランス国王ルイ・フィリップに贈ってしまいました。そのオベリスクはパリのコンコルド広場に設置されています。このため、ルクソール神殿に残されているラムセス2世のオリジナルの像は首などのごく一部だけです。
ルクソール神殿第一塔門
オベリスクと大きな門があります。
ルクソール神殿
オベリスクは1本だけ残ります。
この中央から大きな柱の回廊を通過し内部に入ることができます。内部にあるラムセスの中庭には巨像と柱が交互に配置されています。また壁画が残されていて、それがライトアップされていて幻想的かつ綺麗です。
ラムセスの中庭
遺跡のライトアップは幻想的ですね。
ラムセスの中庭
円柱と巨像が交互に並びます。
エジプトの神殿はたいていライトアップされています。今回は夜にルクソール神殿に訪れることができましたがライトアップされた神殿は幻想的です。夜間にも関わらず観光客がとても多かったです。
ルクソール神殿はカルナック神殿などとともに1979年に「古代都市テーベとその墓地遺跡」の一部として世界遺産に登録されています。