カイマクル地下都市
カイマクル地下都市は4世紀ごろに迫害から逃れたキリスト教徒が住み着いたと言われている地下都市です。18階層で約80メートルほどの深さまで掘られた地下都市には約1万人の人が住んでいたそうです。
地下都市
カッパドキアにある地下都市はカイマクルとデリンクユの2つがあります。今回はカイマクルの地下都市を訪れましたが、このような地下都市は迫害から逃れたキリスト教徒が住み着いた場所になるため、内部は迷路のように無数の部屋があり、生活空間や貯蔵庫のほか礼拝堂などの宗教施設があります。
カイマクルは地下に隠れ潜んで生活していることからも、外部から攻撃されることを踏まえ覗き穴が作られています。また石の門があり、大きな円盤状の石盤をスライドさせて入口を閉めることができました。
地下空間
生活していた空間になります
通路
かなり狭い通路です
カイマクル地下都市には約1万人の人が住んでいたそうです。迫害を逃れるために掘り進み、地下は18階構造で深さ80メートルも地下空間が続くそうです。この狭くて、暗くて、埃っぽい地下都市に1万人もの人が生活していたと考えると恐ろしいです。
石臼
石臼だと思います
地下で記念撮影
通路はかなり狭いです
通路はかなり細くて足が入るのがやっとで高さも軽く頭を打ちます。階段も斜めになっていたり坂道になっていて、岩が脆いため崩れる感覚があります。壁一面もノミのような物で削った跡が残されています。