ルワンウェリ・サーヤ大塔
紀元前2世紀、ドゥッタガーマニー王により建立された高さ55メートルの仏塔です。レンガに漆喰が塗られて白く輝いて見え、アヌラーダプラのランドマークになっています。ルワンウェリ・サーヤ大塔の内部には仏舎利が納められており、スリー・マハー菩提樹と並びアヌラーダプラの仏教聖地の一つに位置付けられています。
ルワンウェリ・サーヤ大塔の建造
古都アヌラーダプラにある白くて大きな仏塔は、紀元前2世紀の英雄ドゥッタガマニー王が建てたルワンウェリ・サーヤ大塔です。ドゥッタガマーニ王はタミール軍の侵略を阻止し、シンハラ民族の祖とも言われた英雄で「世の戦いは世のためでなく仏教のためである」と名言を残しました。
ルワンウェリ・サーヤ大塔
アヌラーダプラのランドマークです
ルワンウェリ・サーヤ大塔
上座部仏教の聖地で多くの仏教徒が参拝に来ます
ドゥッタガマーニ王は、仏教を受け入れたデヴァナンピヤ・ティッサ王が目印としていた石柱を取り除き大塔の建造を始めました。建造の途中でドゥッタガマーニ王は逝去しますが、王の弟サッダーティッサ王に引き継がれ大塔は完成しました。
ルワンウェリ・サーヤ大塔
ルワンウェリ・サーヤ大塔は高さ86メートル、円周240メートルで、スリランカで2番目に大きい仏塔です。建造当初は100メートルを超えていましたが、アヌラーダプラが遷都されてから1000年ほど放置され廃墟になりました。
祈りを捧げる仏教徒
仏教徒は白い服が正装です
祈りを捧げる仏教徒
ハスの花などで仏塔を荘厳します
20世紀以降にルワンウェリ・サーヤ大塔は大規模な改修が行われて白く輝く姿になりました。世界三大煉瓦建築の一つと言われる大塔には仏舎利が納められ、上座部仏教の聖地として敬虔な仏教徒が多く訪れます。
まち旅(旅行、観光)の記録
まち旅(旅行、観光)するために参考となる情報です。
まち旅(旅行、観光)の記録
- 住所
- 992W+2G9, Abhayawewa Rd, Anuradhapura, Sri Lanka
- アクセス
- アヌラーダプラ駅から2キロ
- 営業時間
- 5:30~21:00
- 料金
- 追加料金なし
- 地図