函館駅周辺の散策
平成19年(2007年)に2回、仕事の関係で函館を訪れる機会があり、街中を観光することができました。訪問2回で滞在期間は15日程度と長かったので、ある程度は観光することができたと思います。
函館と言えば安政元年(1854年)に日米和親条約が結ばれ、当時「箱館」と呼ばれていた函館が下田とともに開港しています。このため他国の文化などが函館に入って領事館のほか教会などが建てられていますね。
函館はイカで有名。朝市は活気に満ち溢れていて、名物のいかの料理を食べることができました。ちなみに、函館は良港なのだから平坦だろうと思っていましたが、結構坂が多いイメージでした。
函館ならでは観光
函館の観光に路面電車(市電)は便利です。日本で下田とともに開港したこともあり明治30年(1897年)に東京以北で初めて馬車鉄道が開通し、大正2年(1913年)に電化されました。
函館は大きく分けて函館駅周辺と五稜郭周辺に分かれますので観光するには路面電車が活躍します。1日乗車券や2日乗車券が販売されていますので活用すると良いです。
観光するのに便利です。
函館発祥のハンバーガーショップです。
函館のハンバーガーショップと言えばラッキーピエロ、通称、ラッピと言われています。昭和62年(1987年)に開業しています。ローカルのハンバーガーショップならではのインパクトあるハンバーガーもあるので楽しみの一つになると思います。
函館朝市
函館朝市は1万坪(3ヘクタール)ある敷地に食堂・塩干物・珍味加工品・青果物・生鮮魚等を扱う約250店舗が並ぶ巨大な朝市です。
- 昭和20年(1945年)
- 戦後、函館周辺の農業生産者の一部が函館駅前広場の隅で野菜の立売りを始める。
- 昭和21年(1946年)
- 駅前広場から移動し露店の形態で営業。
- 昭和22年(1947年)
- 函館近郊から露天商が集まり市場の機能が拡大。
- 昭和31年(1956年)
- 市と交渉し現在の市所有地1,997㎡を買収移転。
- 平成3年(1991年)
- 朝市シンボルマークを公募し制定。
- 平成17年(2005年)
- 「あさいっちゃん」キャラクターをデザイン化し、ロゴマークを作成
- 平成28年(2016年)
- ふるさと祭り東京2016「第7回全国ご当地どんぶり選手権」にて初出場で4位に入賞。
- 平成30年(2018年)
- 中小企業庁が選ぶ「はばたく商店街30選」を受賞する。
函館朝市は有名で多くの人が訪れます。
函館で特に有名なのがイカの製品だと思います。
函館朝市のエリアとしては、函館朝市ひろば、産直市(生産者直売市場)、えきに市場、どんぶり横丁市場の4つに分かれるようです。
- 函館朝市ひろば
- 2014年にオープン。産直野菜や土産品のほかフードコートを併設
- 産直市
- 米やじゃがいもなど農作物の生産者直売市場
- えきに市場
- 1階はイカ釣堀のほか生鮮品店などの店舗があり、2階にはリーズナブルな食堂が入居
- どんぶり横丁市場
- 鮮丼などが食べられる食堂をメインに、ラーメン店や海産物販売店など約20店舗が入居
まち旅(旅行、観光)の記録
まち旅(旅行、観光)するために参考となる情報です。
- 住所
- 〒040-0063 北海道函館市若松町9−19
- アクセス
- JR函館駅から徒歩10分圏内
- 営業時間
- 06:00〜14:00(1~4月)
05:00〜14:00(5~12月) - 料金
- 無料