トラピスチヌ修道院
聖シトー会トラピスチヌ修道院は、明治31年(1898年)にフランスのナンシー近郊のウプシー修道院から派遣された8人の修道女によって設立された、日本初の女子修道院です。
発足当時は明治26年(1893年)にパリ外国宣教会のアンドレ・ベルリオーズ司教が70ヘクタールの土地を購入して建てた旧孤児院を使用していました。
明治36年(1903年)に一夜の大嵐で木造の修道院は崩壊し、その2年後にレンガ造り2階建ての本館正面棟の一部が完成しました。大正2年(1913年)までに竣工した本館正面棟と聖堂は大正14年(1925年)に発生した火災で焼失。教皇ピオ11世からの義援金や各修道院からの寄付金で昭和2年(1927年)に再建されたものが現存しています。
トラピスチヌ修道院内部
完成とした雰囲気の中に修道院はあります。
トラピスチヌ修道院内部
修道院は欧米のような雰囲気が広がっています。
厳律シトー修道会は1098年にフランスのモレスム修道院の聖ロベルト、聖アルベリコ、聖ステファノ・ハーディング諸修道院長を含む20名ほどの修道者たちによってフランスのシトーと呼ばれていた荒れ地にシトー修道院が創立されました。
トラピスチヌ修道院
建物がきれいですね。
聖母マリア像
聖母マリア像でしょうか?
聖母マリア像は、フランスにあるラ・トラップ修道院のマリー・ベルナルド神父の作品で、両腕をゆったりと広げすべての人を優しく迎え入れる姿から「慈しみの聖母マリア」と呼ばれています。
まち旅(旅行、観光)の記録
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まち旅(旅行、観光)の記録
- 住所
- 〒042-0914 北海道函館市上湯川町346 トラピスチヌ修道院
- アクセス
- JR函館駅から「トラピスチヌ入口」バス停 下車 徒歩10分
- 営業時間
- 08:00~16:30
- 料金
- 無料