清里フォトアートミュージアム

清里フォトアートミュージアムは平成7年(1995年)に開館した写真美術館です。館長は写真家の細江英公で「生命(いのち)あるものへの共感」、「永遠のプラチナ・プリント」、「若い力の写真:ヤング・ポートフォリオ」の3つを基本理念として海外から国内の作品まで様々な展覧会を開催しています。また、世界の若手写真家を支援する活動「ヤング・ポートフォリオ(YP)」を通じて文化貢献も行っています。
開放感あふれるモダンな建物は、建築家・栗生明による設計です。絶好の写真スポットであるガーデンやテラスでは、くつろぎのひとときを楽しむことができます。
打ちっぱなしのコンクリとガラスがきれい
エントランスから客室までの一直線の通路です
現在は若手写真家の作品を多く展示する写真の美術館として運営するに過ぎませんが、かつてはフレンチレストランと美術館らしいモダンな部屋がある宿泊施設が併設される世界的にも珍しい美術館でした。
最寄りの清里駅から離れた八ヶ岳山麓の森の中にひっそりと佇むためアクセスは良い方ではありませんが、宿泊の場合は送迎もありましたので、喧騒を離れたモダンな宿としても利用できました。
エントランスにあたります
この頃はクリスマスの時期でした
スタッフの方は感じ良く、どの方も紳士淑女と言った感じでした。クリスマスシーズンになるとクリスマスツリーが展示されたりと、来る人を楽しませる心遣いが感じられました。スタイリッシュな館内によく馴染みます。
夜になると幻想的な雰囲気です
以前はレストランがありました
レストランはクオリティの高いフレンチのコースを頂くことができ、トロン温泉の大浴場があり、天気がよければ屋上の望遠鏡で天体を眺めることもできました。それでいて破格の料金で宿泊できたので若いころは毎年訪れていました。
レストランでの演出です
大きな窓から森を眺めることができます
標高1,000メートルの八ヶ岳南麓の深い森の中にあり、森林の緑と澄んだ空気に包まれているため、天気の良い早朝などは冷たい空気に木漏れ日が優しく差し込み、とても清々しい気持ちになります。
陽の光が差し込み温かみがあります
さすが美術館だけあり絵になります
こんなに素敵なところだったので、私たちは結婚式と披露宴をさせていただきました。たしか私たちで3組目でしたが、結婚式から披露宴までやらせて頂いたのは、私たちが最初で最後でした。
ほんとうにお世話になりました。…すみません、思い出話だけで。
まち旅(旅行、観光)の記録
まち旅(旅行、観光)するために参考となる情報です。
- 住所
- 山梨県北杜市高根町清里
- アクセス
- JR中央線韮崎駅からタクシーで10分
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 料金
- 800円