南楽園
南楽園は、愛媛県南部(南予)の沿岸部の観光レクリエーション開発(南予レクリエーション都市)事業の一環として昭和60年(1985年)に開園しました。総面積153,322平方メートルの庭園は甲子園球場の4倍以上の敷地面積を誇ります。上池・下池二つの池を中心に現代造園技術の粋を集めて築いた四国最大規模の日本庭園です。
南楽園の石碑
入口にある石碑です。
南楽園のマップ
上池と下池を中心に庭園が造られます。
南楽園のマップで地形を見てみると分かるように庭園の各所は曲線が多用されています。南楽園は池泉の周囲を歩いて鑑賞できる池泉回遊式の庭園であるため、曲線を多様することにより眺める場所によって景観の変化が大きくなるように工夫しています。
南楽園の正門
入口にあたる木造の正門です。
南楽園内部の建物
庭園内部には日本家屋風の建造物があります。
南楽園の正門をくぐると庭園の内部に入ります。庭園は東側に上の池、西側に下の池が整備されています。その池の周りを巡ってみると景観が少しずつ変わることが分かります。これが池泉回遊式庭園の特徴と言えます。
下の池
復元されたものですが升形になっています。
上の池
昭和61年に建造された真新しい模擬天守です。
南楽園は「山、里、町、海」をテーマに美しい池泉回遊式日本庭園の景観を見せてくれます。訪れる人は四季折々の自然を通じて日本の美に深く触れることができます。作庭家は伊藤邦衛で徳川園(名古屋)や三景園(広島)などを手掛けています。南楽園は平成元年に「日本の都市公園100選」に選ばれました。
まち旅(旅行、観光)の記録
まち旅(旅行、観光)するために参考となる情報です。
まち旅(旅行、観光)の記録
- 住所
- 〒798-3303 愛媛県宇和島市津島町近家甲1813
- アクセス
- JR宇和島駅からバス約40分「南楽園前」下車
- 営業時間
- 9時00分~17時00分
- 料金
- 310円