まいぷら

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別子銅山(マイントピア別子)

愛媛県新居浜市の旅行で訪れた観光名所、別子銅山(マイントピア別子)

マイントピア別子は銅山のテーマパークとして、別子銅山の最後になった採鉱本部が昭和5年(1930年)まで置かれていたところに平成3年(1991年)にオープンしました。

別子銅山は元禄3年(1690年)に発見され元禄4年(1691年)に開坑した銅山で昭和48年(1973年)の閉山までの約280年間採掘されていました。一貫して住友家が経営を行い住友財閥の基を築いたとも言われています。

元禄11年(1698年)に1,521トンの世界有数の産銅高を誇りました。明治7年(1874年)には銅山経営の近代化を図るべく、フランス人技師のブルーノ・ルイ・ラロックを雇い入れ採鉱高が大幅に上がりましたが、採鉱が坑内深部に進むに従い次第に鉱況が悪化しました。海外から安い鉱石が輸入されるようになったことなどから昭和48年(1973年)に別子銅山は閉山しました。

観光列車

愛媛県新居浜市の旅行で訪れた観光名所、別子銅山(マイントピア別子)館内へは列車で移動します

端出場坑道

愛媛県新居浜市の旅行で訪れた観光名所、別子銅山(マイントピア別子)炭鉱への内部に続くトンネルがあります

観光列車で開運駅から幸運駅に移動してから観光坑道に進むとその中が資料館になります。観光坑道の中は少し暗くて夏場はひんやりしています。

展示は江戸時代の採掘の様子から始まります。リアルに再現された人形や採掘現場から当時の人たちが苦労して採掘していた様子を知ることができます。続いて明治時代の掘削の様子へとシフトしていきます。別子銅山の巨大ジオラマなどもあります。また、体験ゾーンがあり砂金掘り体験などもできます。削岩機体験や湧水汲み上げ体験もあり掘削の大変さがよく分かります。

ポンプ体験

愛媛県新居浜市の旅行で訪れた観光名所、別子銅山(マイントピア別子)昔ながらの木製のポンプです

煉瓦水路

愛媛県新居浜市の旅行で訪れた観光名所、別子銅山(マイントピア別子)煉瓦で造られた水路が作られています

観光坑道の外には採掘していた頃の遺構が残されています。レンガでできた水路も明治以降の採掘現場としての遺構になります。鉱毒防止として坑内の排水はレンガ水路を通って山根収銅所に送られ、浄化処理されました。

まち旅(旅行、観光)の記録

まち旅(旅行、観光)するために参考となる情報です。

まち旅(旅行、観光)の記録
住所
〒792-0846 愛媛県新居浜市立川町707−3
アクセス
JR新居浜駅より車で15分
営業時間
9:00~17:00(季節により異なる)
料金
1,300円(鉱山観光)

地図