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宇和米博物館

愛媛県西予市の旅行で訪れた観光名所、宇和米博物館

宇和米博物館は、昭和3年(1928年)に建築された旧宇和町小学校を平成2年に現在の地に移築して「米どころ宇和」を紹介する施設として開館されましました。

第一校舎は大規模な平屋校舎で教室が12部屋連なる長方形の建造物で平成16年に市の文化財に指定されました。全長109メートルに及ぶ長大な廊下は日本一長い木造建築の廊下で、かつて使用されていた農機具などが展示されます。

部屋は教室が再現されており、黒板で埋め尽くされた教室があり自由にチョークで書き込むことができ訪問の足跡を残すことができます。また109メートルある長い廊下でぞうきんがけをすることができ公式認定バッジがもらうことができます。この雑巾がけは毎年タイムを競う「Z-1グランプリ」が開催されています。

宇都宮象一翁碑

愛媛県西予市の旅行で訪れた観光名所、宇都宮象一翁碑宇都宮象一氏は旧宇和町元町長です。

旧宇和町小学校第一校舎

愛媛県西予市の旅行で訪れた観光名所、旧宇和町小学校第一校舎木造1階建ての長大な廊下があります。

第一校舎に隣接する講堂は大正4年に坪ヶ谷に建造されたものを昭和8年宇和町小学校に移され、その後、平成元年に現在地に再び移築されました。宇和特産の松、桧などの優れた資材が使われ、特に上具や柱などは優良で太いものが使われています。

旧宇和町小学校講堂

愛媛県西予市の旅行で訪れた観光名所、旧宇和町小学校講堂第一校舎の裏手にあります。

講堂内部

愛媛県西予市の旅行で訪れた観光名所、講堂内部室内は広いスペースを確保しています。

講堂は花崗岩の敷石の上に広壮・堅牢、内部には柱を一本も使わず天井は支輪張の技法が取り入られて建てられています。

宇和町と米づくり

愛媛県西予市宇和町は、2000年以上前から米作りを続けてきた南予一の穀倉地帯です。霧が発生しやすく高い標高で寒暖の差が大きいため米の生産に適した土地ですが、古くから水不足に悩まされていました。

寛永21年(1644年)に築成された「関地池」は農業用水の水不足対策として造られ水路網を張り巡らせるなどして水対策を施してきました。それでも水不足に悩まされたため関地池は昭和37年(1962年)に現在の規模に拡張されています。

現在では「宇和米」としてブランド化され、最先端の技術を使って良質な米の生産が盛んに行われています。また昔は卯之町の伝統的家屋群には米どころだけあり造酒屋が5軒もありました。現在も造酒屋が営業している店舗もあります。

まち旅(旅行、観光)の記録

まち旅(旅行、観光)するために参考となる情報です。

まち旅(旅行、観光)の記録
住所
〒797-0015 愛媛県西予市宇和町卯之町2丁目24
アクセス
JR卯之町駅から徒歩10分
営業時間
9:00~17:00(定休日:毎週月曜日)
料金
入館無料

地図