祐徳稲荷神社
祐徳稲荷神社は、京都の伏見稲荷大社、茨城の笠間稲荷神社と共に「日本三大稲荷」と呼ばれています。
祐徳稲荷神社は、貞享4年(1687年)に創建されました。鹿島藩主鍋島直朝の夫人花山院萬子姫が京都から輿入れする際、京都御所内の花山院邸に鎮座する稲荷大神から分霊されたものです。
祐徳の名は、宝永2年(1705年)萬子媛が80歳で入定すると、媛の諡である「祐徳院殿瑞顔実麟大姉」にちなんで、社名が「祐徳院」と呼ばれるようになりました。
主祭神は、倉稲魂大神(生活全般の神様)、大宮売大神(技芸上達あるいは福徳円満の神様)、猿田彦大神(交通安全の神様)です。
境内は、楼門や神楽殿、本殿などで構成され、豪華で鮮やかな外観から「鎮西日光(九州の日光東照宮)」と呼ばれています。本殿の先には奥の院へ向かって朱色の鳥居が続き、奥の院からは有明海まで一望できる絶景が広がります。
年間の参拝者は約300万人にもなり、九州では太宰府天満宮の次に多い人数です。
昭和24年、広壮な社殿が火災で消失し昭和32年に再建されました。神域内には神殿、拝殿、回廊、神楽殿、社務所、楼門などがあります。主要建物は総漆塗り、極彩色の華麗な楼門などは、その風格と壮観さは見事なものです。また境内の命婦社は佐賀県の重要文化財に指定され、木彫り技法など価値が高いものです。
商店街
鳥居
参道から人で賑わっていて、お店も多く並んでいます。九州各地、または全国から大勢の方が来られる証拠なんでしょうね。
人でにぎわています
境内へ
日本三大稲荷だけあって大勢の人が参拝に来ています。境内に入ると豪華な社殿が見えてきます。
神様がいる場所へ
鳥居のトンネル
赤い鳥居が連なっています。鳥居のトンネルのようですね。
旅の記録
- 住所
- 佐賀県鹿島市古枝乙
- アクセス
- 肥前浜駅から徒歩で約40分、バスで約10分
- 営業時間
- 8:00~16:00(御朱印)
- 料金
- 無料
- 地図