嬉野温泉湯宿広場
嬉野温泉は、島根県の斐乃上温泉、栃木県の喜連川温泉と並んで「日本三大美肌の湯」と呼ばれています。九州屈指の名泉として知られ、源泉は17ヶ所で湯量も豊富。食塩と炭酸を含有したアルカリ性の湯は良質で、汲み上げ時の温度は約100度あります。
和銅6年(713年)に編纂された「肥前風土記」には「東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す」と記されていて1300年もの歴史があります。
嬉野の名前の由来はユニークで、その昔神功皇后が戦いの帰りにこの地に立ち寄り、川中に温泉が湧いており、白鶴が元気に飛びたっているのを発見し、その湯が負傷した兵士の傷を癒したのを喜んで「あな、うれしの」といったことから付いたとのこと。
嬉野温泉は江戸時代には長崎街道の宿場町として栄え、今でも嬉野川の清流に沿って60軒余の宿が建っています。文政9年(1826年)にはシーボルトも訪れたそうです。
湯宿広場では足湯を無料で楽しめます。
旅の記録
- 住所
- 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙
- アクセス
- JR武雄温泉駅よりバスで25分
- 営業時間
- 特になし
- 料金
- 無料
- 地図