まいぷら

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竹瓦温泉

大分県別府市の旅行で訪れた観光名所、竹瓦温泉

日本一の温泉湧出量を誇る温泉天国の別府で、その代名詞と言えるのが「竹瓦温泉」で平成16年(2004年)に国の有形文化財に登録され、平成21年(2009年)に近代化産業遺産に登録されました。

竹瓦温泉は、明治12年(1879年)に創設した温泉で、当初建築されたものは竹屋根葺きの浴場でしたが、改築された建物が瓦葺きであったため、竹瓦温泉の名称がついたと伝えられています。

竹瓦温泉のデータ
開湯
明治12年(1879年)
泉質
男湯:ナトリウム・カルシウム・マグネシウム−塩化物・炭酸水素塩泉(塩化物泉)
女湯:ナトリウム−炭酸水素塩泉(炭酸水素塩泉)
砂湯:ナトリウム・カルシウム・マグネシウム−塩化物・炭酸水素塩泉(塩化物泉)
効能
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり、胃腸機能、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽いぜんそく又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症

重厚な木造2階建ての建物で昔ながらの共同浴場としてはかなり大きく敷地面積は約906平方キロメートル、床総面積は約712平方キロメートルあります。現在の建物は昭和13年(1938年)に建設されたもので正面は唐破風造の豪華な屋根をもつ温泉となっています。

名物の砂風呂「砂場」は一般的な砂蒸し温泉と同じ砂の中に埋まり汗を流すシステムです。黒い砂の上に横たわり上から身動きがとれないほどに砂をかけてもらい顔だけ出すのは天然サウナのようです。

竹瓦温泉

大分県別府市の旅行で訪れた観光名所、竹瓦温泉昭和13年(1938年)に建設されました

竹瓦温泉

大分県別府市の旅行で訪れた観光名所、竹瓦温泉昭和レトロの風情が残る玄関です

温泉王国別府市のシンボル的な竹瓦温泉は、木造二階建ての建物からして昭和風情漂うレトロな感じで、建物の前に残されている丸ポストが時代の流れを今に伝えます。

旅の記録
住所
〒874-0944 別府市元町16番23号
アクセス
JR別府駅から駅前通りを徒歩で約10分
営業時間
普通浴:6:30~22:30
料金
普通浴:大人300円

地図