高千穂峡
高千穂峡は宮崎、熊本、大分3県の県境の近くに位置する全長約1.7kmの渓谷です。幾何学的な岩の造形とエメラルドグリーンの水面が生み出す光景は九州を代表する神秘的光景のひとつです。
高千穂峡は、その昔阿蘇火山活動の噴出した火砕流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷です。
1934年(昭和9年)11月10日名勝・天然記念物に指定されています。付近には日本の滝100選にも選ばれた真名井の滝、槍飛橋などがあります。
古事記・日本書紀に記された「天孫降臨」の舞台がこの一帯といわれていますので神話に由縁のある「おのころ島」「月形・日形」「鬼八の力石」などがあります。高千穂峡の遊歩道を歩くだけでも十分楽しめます。
高千穂峡の入口
遊歩道
渓谷に沿って歩道がついています。渓谷の景観と優雅に動くボートが見渡せます。
屏風岩
ボートを漕ぐ
ボートを漕いでみましたが慣れていないので予想通りに動かすのも一苦労です。右と左のパドルを上手に使って曲がったり旋回したりしなければなりません。30分は短いので早めに戻る感じで乗艇すれば良いと思いました。
旅の記録
- 住所
- 宮崎県西臼杵郡高千穂町向山
- アクセス
- 高速バス:博多駅から3時間半、熊本駅から3時間
車:松橋ICから1時間半 - 営業時間
- 貸しボート営業時間 8:30~17:00
- 料金
- 貸しボート 1隻3,000円+大人1人1,000円