沖縄美ら海水族館
昭和50年(1975年)に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して、翌年の昭和51年(1976年)に博覧会跡地に海洋博公園が整備されました。美ら海水族館は、平成14年(2002年)に海洋博公園に設置された水族館です。
海洋博公園
海洋博公園は、昭和50年(1975年)に沖縄の日本復帰を記念して開催された沖縄国際海洋博覧会の跡地にできた国営公園です。正式名称は国営沖縄海洋博覧会記念公園で開園面積は71.6ヘクタールあります。
- 熱帯ドリームセンター
- 色鮮やかな南国の花々が咲きます(入場料760円)
- 海洋文化館
- 太平洋を渡った先人たちの知恵と勇気を展示します。プラネタリウムでは沖縄の民話とともに星々を眺めることができます(入場料190円)
- エメラルドビーチ
- エメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がります
- おきなわ郷土村
- 琉球王国時代の沖縄の集落が再現されます
- 沖縄美ら海水族館
- 沖縄の海を体感できる水族館です(入場料2,180円)
公園内には世界最大級の水槽を誇る沖縄美ら海水族館をはじめ、常時2,000株以上のランや熱帯の植物を展示している熱帯ドリームセンター、海と人との関わりを学べる海洋文化館などの施設があります。
美しいビーチが併設されています
陽ざしが強いので泳ぐ場合は注意です
公園内にあるエメラルドビーチは、面積約3ヘクタールに白砂を敷きつめた人工ビーチで、平成13年に「水浴場八十八選」、平成18年には「快水浴場百選」に認定されました。4月から10月末まで海水浴ができます。
沖縄美ら海水族館
海洋博公園にある沖縄美ら海水族館は、平成14年(2002年)に開園した水族館です。昭和50年(1975年)に開催された沖縄国際海洋博覧会で「日本政府出展海洋生物園」として展示されていたものが「国営沖縄記念公園水族館」となりますが、老朽化に伴い隣地に沖縄美ら海水族館として開園しました。
- 「サンゴの海」水槽
- 自然光をいっぱいに採り入れた300立方メートルの大水槽でサンゴが展示されています。大きく育ったサンゴを眺めることができますが、ほとんどのサンゴは10年以上もかけて育ててきたそうです。
- 「黒潮の海」水槽
- 高さ8.2メートル、幅22.5メートル、厚さ60センチメートルもある巨大な水槽で、全長8.8メートルものジンベエザメやナンヨウマンタが優雅に泳いでいます。ジンベイザメは生態に謎が多くありますが、美ら海水族館では平成7年(1995年)からジンベエザメを飼育していて、世界最長飼育記録を更新しているそうです。
- 「深層の海」水槽
- 水深200~700メートルで生きる深海の生き物が展示されていて、ハマダイ、ナガタチカマス、発光エビ類など、飼育が非常に困難と言われる珍しい生き物を鑑賞することができます。
「サンゴの海」水槽では大規模なサンゴの飼育展示を鑑賞でき「黒潮の海」水槽では世界最大の魚ジンベエザメや世界初の繁殖に成功したナンヨウマンタなどを鑑賞できます。また、沖縄の深海を再現した「深層の海」水槽もあります。
ひめさま大好きマンタ!
世界最大級の水槽で優雅に泳ぎます
ナンヨウマンタは世界最大のエイの一種です。沖縄美ら海水族館では、新鮮な海水を絶えず供給するシステムでナンヨウマンタの複数飼育と繁殖に世界で初めて成功しました。マンタがとても優雅に泳いでいます。
優雅にマンタが泳ぎます
巨大水槽は迫力満点で多くの人が眺めます
沖縄美ら海水族館ではジンベイザメを25年以上飼育しており世界最長記録を更新しています。沖縄美ら海水族館ではジンベイザメの複数飼育を世界で初めて成功しました。
- 住所
- 沖縄県国頭郡本部町
- アクセス
- 車で那覇から2時間
- 営業時間
- 8:30~16:00
- 料金
- 2,180円
- 地図