美浜アメリカンビレッジ
沖縄県北谷町美浜にある美浜アメリカンビレッジは、多くのアミューズメントスポットや個性的なショップが集まるタウンリゾートで、地元の若者からアメリカンビレッジ、アメビレの略称で親しまれています。
美浜アメリカンビレッジの誕生
美浜アメリカンビレッジの周辺は、豊かな農村地帯でした。太平洋戦争で北谷全域が米軍の上陸地点となったため水田地帯は埋め立てられ海岸地域や平坦地の多くが米軍用地として接収されました。
昭和56年(1981年)に米軍基地キャンプ・フォスターのうちハンビー飛行場跡地(42.5ヘクタール)とモスカラー射撃場(22.9ヘクタール)が返還され広大な開発用地が出現したことに伴いリゾート施設として開発され、映画館やショップ、レストラン、ライブハウス、リゾートホテルが集まる複合商業施設へと徐々に開発が進み、平成16年(2004年)に完成しました。
海外のような雰囲気です
米軍基地の返還により再開発されました
アメリカンビレッジは繰り返し開発が行われて進化し続けています。平成12年(2000年)からランドマーク的な存在として観覧車「SKYMAX60」がありましたが老朽化のため令和4年(2022年)に営業終了して解体されました。その跡地には新たな施設が創出されるようです。
デポアイランド
デポアイランドは、アメリカンビレッジ地区とフィッシャリーナ地区を跨ぐ海岸通りに面した複合施設で平成22年(2010年)に完成しました。ボードウォークと呼ばれるカラフルな建物が並ぶ海沿いの通りからは美しい海が眺められます。
カラフルでオシャレな通りです
東シナ海に沈む美しい夕陽を眺めることができます
カラフルな建物にウォールアートやイルミネーションなどの風景は、まるで海外のような町並みです。ファッションやグルメなどバラエティーに富んだ190以上のショップが並び、ショッピングやグルメ、近くにあるビーチでの遊びなど1日楽しむことができます。
北谷公園サンセットビーチ
アメリカンビレッジの隣にある北谷公園サンセットビーチは東シナ海に沈む夕陽が眺められる人工的に造られたビーチです。令和5年現在ではビーチの改修工事が進められています。
砂浜の面積が広がるそうです
遊泳のほかバーベキューの設備も充実しています
サンセットビーチは利用者が増加したため、改修工事により砂浜の面積を3倍ほど増やすようです。4月から10月までの期間、午前9時から18時頃まで遊泳することができ、気軽にバーベキューを楽しむこともできます。
- 住所
- 〒904-0115 沖縄県中頭郡北谷町美浜
- アクセス
- バス停「美浜アメリカンビレッジ(嘉手納方面)」から徒歩約2分
- 営業時間
- 10:00~22:00
- 料金
- 無料
- 地図