歴史、文化、グルメに触れる教養チャレンジ!【まいぷら】私のぷらぷら計画(まいぷら)

歴史、文化、グルメに触れる教養チャレンジ!

動物観察小屋(ブンブン)に滞在

マレーシア・タマン・ヌガラ国立公園

マレーシアにあるタマン・ヌガラ国立公園は、世界最古級のジャングルの一つです。世界有数の熱帯雨林により育まれたタマン・ヌガラ国立公園にはブンブンと呼ばれる動物観察小屋があり、宿泊して動物を観察することができます。

タマン・ヌガラ国立公園

タマン・ヌガラ国立公園は、約1億3千年前からあると言われる世界最古級のジャングルの一つです。世界有数の熱帯雨林には、マレーバクやトラ、アジアゾウなどの大型哺乳類、約250種の鳥類、約300万種の昆虫などが生息しています。

マレーシア・タマン・ヌガラ国立公園

タマン・ヌガラ国立公園

熱帯雨林地帯にある世界最古級のジャングルのひとつで、蚊に刺されやすくデング熱などに感染する可能性もあるため虫よけスプレーは必須です。

マレーシア・タマンヌガラ国立公園

タマン・ヌガラ国立公園

タマン・ヌガラ国立公園では自然に親しむことができるアクティビティが充実し、動物観察小屋(ブンブン)に宿泊することもできます。

動物観察小屋(ブンブン)宿泊方法

ブンブンの宿泊は、前日までにタマン・ヌガラ国立公園の管理事務所で予約します。国立公園の敷地内には複数のブンブンがあるため空き状況を確認して予約することになります。そのときにパスポートと料金を支払う必要があるため忘れると取りに戻らないといけません。

マレーシア・タマン・ヌガラ国立公園

タマン・ヌガラ管理事務所

動物観察小屋(ブンブン)の宿泊を含め各種アクティビティの予約を受け付けます。予約するにはお金とパスポートが必要です。

マレーシア・タマンヌガラ国立公園_動物観察小屋(ブンブン)

動物観察小屋(ブンブン)

動物が現れやすいジャングル奥深いブンブンは人気が高く、空いていたのは水曜どうでしょうのメンバーが宿泊しているブンブン・ブラウのみでした。

ブンブンまでの道程

タマン・ヌガラ国立公園の管理事務所から対岸にボートで渡りブンブン・ブラウまで歩きます。ブンブン・ブラウまでは5キロ、30分の道のりになり、目的地までは道標があるため迷う心配はありませんが、標識が示す距離はいい加減で、あと2キロと書かれていたと思うと、次に見る標識はあと3キロと距離が伸びていたりします。

マレーシア・タマン・ヌガラ国立公園

タマン・ヌガラ国立公園

世界最古のジャングルと言われるだけあり、珍しい植物や動物に遭遇することがありました。

マレーシア・タマン・ヌガラ国立公園

タマン・ヌガラ国立公園

国立公園内では現在も原住民が生活をしている村が点在しているようで、あまり生活の邪魔をしないように進むことになります。

ブンブンに宿泊

ブンブン・ブラウは新たに建替えられており、トイレが付属して外観は綺麗です。部屋は木製のベッドと長イスのみの簡素な設備しかなく、開放的でムシがたくさん湧いてきます。徒歩10分ほどの距離にテンベリン川があり、事前に予約すればボートで集落まで戻ることができます。

マレーシア・タマン・ヌガラ国立公園

動物観察小屋(ブンブン)

水曜どうでしょうが放送されてから建替られました。上げ底の建物の入口付近に雨水を貯めた水洗トイレがありますが、清潔ではありません。

マレーシア・タマン・ヌガラ国立公園

動物観察小屋(ブンブン)

二段ベッドと木製イスがあるだけの簡素な設備で、ベッドを拭くウェットティッシュや寝袋などを用意した方が良いです。

マレーシア・タマン・ヌガラ国立公園

動物観察小屋(ブンブン)

ゲストブックには、多くの水曜どうでしょうを見て訪れた人が記帳していました。私たちもゲストブックに書き込んでみました。

マレーシア・タマン・ヌガラ国立公園

動物観察小屋(ブンブン)

外は森林が広がり開放的ですが、蒸し暑くて虫がたくさん湧いてきます。蚊取り線香に火をつけて全ての窓に設置して蚊よけ対策を講じました。

徹夜の動物観察と帰還

だんだんと太陽が傾いて暗くなりますが、動物は一切出てきません。山道を長時間歩いてきて疲労困憊のため、休みながら交替して動物観察することにしました。夕方に薄暗くなると1羽のコウモリが室内から屋外に飛び立ちました。やがて住み着いていた大きなクモとヤモリ、日本のホタルよりも大きなホタルが現れるようになりました。

深夜2時に突然のスコールに見舞われ、激しい雨が屋根を叩いて全員が目覚めました。やがて雨はやみましたが、気づけば朝になり動物を見ることもなく逃げるようにブンブンから立ち去りました。雨でぬかるんだ道には山ヒルが現れ、あちこちで血を吸われて靴の中まで流血していました。