仙北市

仙北市は秋田県の東部中央に位置し、岩手県と隣接している地域です。ほぼ中央に日本一水深が深い田沢湖があります。東の秋田駒ヶ岳と北の八幡平の山並みが広がりますが、南は仙北平野が開けています。
概要
- 面積
- 1,093.56km2
- 人口
- 22,833人(2023年9月1日)
- 市の木
- ブナ
- 市の花
- サクラ
- 市の鳥
- イヌワシ
- 市の歌
- 仙北市民の歌
- 地図
歴史
戸沢氏が治め戸沢盛安の代には豊臣秀吉から大名として認められました。関ヶ原の戦いによる国替で芦名義勝(佐竹義宣の弟)が治めますが、芦名氏が断絶してから佐竹義隣が入部して以降は佐竹氏が統治して明治維新を迎えました。
旧石器時代、縄文時代、弥生時代
古墳時代、飛鳥時代
奈良時代、平安時代
鎌倉時代、南北朝時代
室町時代、安土桃山時代

戸沢氏城館跡(門屋城跡)
戸沢平九郎兼盛が小山田城に代わる居城として築いた城で、天正18年(1590年)に豊臣秀吉の命により廃城となる戸沢三十五城のひとつです。

戸沢氏城館跡(古堀田城跡)
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江戸時代
陸奥相馬中村藩浪人で鉱山の陶製ルツボ製作のために招聘された松本運七は、、明和8年(1771年)に白岩に良質の陶土を発見して秋田藩で初めての窯元となる白岩焼を開窯しました。

白岩焼窯跡
明和8年(1771年)に白岩焼陶祖の松本運七が開いた秋田県最古の窯元で、最盛期には6つの窯に5千人の働き手を抱える窯業地で白岩瀬戸山とも呼ばれました。

旧青柳家武家屋敷
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岩橋家武家屋敷
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明治時代、大正時代、昭和時代
明治29年(1896年)の真夏山地震(六郷地震)で白岩焼窯は壊滅状態になり、わずかに復興した窯も明治33年(1900年)に終焉を迎えました。

檜木内川堤(サクラ)
全長2キロにも及ぶ桧木内川土手に植えられたソメイヨシノのトンネルで、昭和9年(1934年)に上皇陛下御誕生記念として植えられました。