歴史、文化、グルメに触れる教養チャレンジ!【まいぷら】私のぷらぷら計画(まいぷら)

歴史、文化、グルメに触れる教養チャレンジ!

長崎県の料理

具雑煮

長崎県は、島と入江が多く海岸線の長さは北海道につぐ全国2位あります。また山岳や丘陵地が多いため、海の幸と山の幸の両方の食材に恵まれています。16世紀の中ごろから中国やポルトガルとの交易が盛んになり、海外から食材や料理が伝来しました。

長崎県の郷土料理

具雑煮/島原具雑煮

具雑煮/島原具雑煮

島原で食べられる餅と野菜の煮物で、島原の乱において兵糧として持ち込んだ餅や山海の幸を混ぜ合わせて煮込んだものが始まりだと伝えられています。

ひきとおし

ひきとおし

壱岐で食べられる鶏と野菜の鍋料理で、自宅で飼っていた鶏をさばいて鍋にしていました。壱岐特産の味が濃くて甘みが強い壱州豆腐と相性が良いです。

浦上ソボロ

浦上ソボロ

浦上地区でキリスト教を布教していたポルトガル人宣教師が、信徒たちに豚肉を食べさせるために作られた荒切りした野菜と豚肉の炒め物です。

にごみ

にごみ

落花生の名産地である大村市で食べられています。薄皮つきの落花生を煮物にした料理で、煮込むことからにごみと呼ばれています。

大村寿司

大村寿司

大村市の郷土料理で、はんぺん、にんじん、錦糸卵などを何層にも重ねた押し寿司です。大村藩主・大村喜前の家臣が陣中で振る舞ったことが始まりとされます。

六兵衛

六兵衛

江戸時代より保存食として伝わる対馬伝統の郷土料理で、さつまいもを自然熟成させてでん粉質と繊維だけを取り出した麺を使います。いりやきの出汁を使います。

皿うどん

皿うどん

明治32年(1899年)にちゃんぽんを考案した中華料理店・四海樓の店主・陳平順が、汁なしのちゃんぽんとして作った揚げ麺を使う麺料理です。

ちゃんぽん

ちゃんぽん

明治32年(1899年)に中華料理店・四海樓の店主・陳平順が、鍋で野菜や肉の切れ端などを炒めて中華麺とともに濃いスープで煮込んだ麺料理です。

いりやき

いりやき

対馬で古くから伝わる地鶏の鍋料理で、人が集まるときに地鶏をさばいてもてなしました。漁村などでは鶏の代わりに近海で獲れた魚を入れて鍋にしています。

いぎりす

いぎりす

島原半島に伝わるイギス藻を煮溶して野菜などを入れて固めた料理です。島原の乱のときに愛媛県今治地方に伝わるイギス藻を使う料理が伝わり改良されました。

ヒカド

ヒカド

長崎にいたポルトガルの宣教師などが寒い時期に食べていたシチューを基盤として、野菜と肉や魚を細かく切り煮込んだ独自の料理が定着しました。

地獄炊き

地獄炊き

五島列島で食べられているうどんで、五島が遣唐使船の寄港地であることから、中国から帰還した留学生がその原型を伝えたとされています。

鶏飯

鶏飯

諫早市の目代地区に伝わる鶏肉と米の混ぜご飯です。正月や盆のときに自宅で育てた鶏をさばいて作るのが習わしで、祭りなどでも振る舞われることがあります。

ぬっぺ

ぬっぺ

諫早地区に伝わる伝統料理で、鶏肉や根菜類などを小さく切って煮た料理です。里芋や片栗粉のでんぷんで汁にとろみがあります。

鼻はじき

鼻はじき

諫早地区で伝わる精進料理を基とする伝統料理です。一枚の皿にさまざまな食材を放射状に並べ、辛子酢みそをつけながら食べます。

押し寿司

押し寿司

長崎県の県北地域に古くから伝わる押し寿司で、もろぶた寿司とも言われます。室町時代に大村純伊が領地を奪還したことを領民が祝うために作られたとされます。

かんころ餅

かんころ餅

五島地方で古くから伝わる郷土食です。サツマイモをスライスして天日干ししたかんころと、もち米を混ぜてつきあげた栄養満点の餅です。

長崎天ぷら

長崎天ぷら

南蛮貿易のポルトガル人が食べていた衣に味が付いたフリッターが原型とされる甘めな衣の天ぷらです。天つゆで食べる一般的な天ぷらとは異なります。

鯨じゃが

鯨じゃが

長崎では縄文時代から捕鯨が行われており、彼杵は古式捕鯨の中心地として栄えました。長崎では鯨を食べる文化が定着し、鯨を使う肉じゃがが生まれました。

パスティー

パスティー

ポルトガルでパイを意味するパステルが語源とされます。鶏肉や野菜のパイ包み焼で、鎖国時代に出島に出入りしていたオランダ人から伝わりました。

アルマド

アルマド

海外貿易の拠点として栄えた平戸に伝わる卵入りの練り物です。オランダ語で包むを意味するアルマトーレかポルトガルで武装するを意味するアルマードを語源としています。

ピーナッツ豆腐

ピーナッツ豆腐

五島列島北部の小値賀島に伝わる郷土食で、小値賀島の特産品である落花生を潰して葛粉と混ぜて固めた料理で、黒蜜やきな粉砂糖でスイーツとしても楽しめます。

茹で干し大根とかんぼこの煮物

茹で干し大根とかんぼこの煮物

西海市で食べられる茹で干し大根とかんぼこを使う煮物料理です。茹で干し大根は、大栄大蔵大根を短冊に切り、茹でたものを海に面した断崖で干して作られます。

レモンステーキ

レモンステーキ

佐世保市で食べられる檸檬を乗せたステーキです。戦後にアメリカ海軍の基地ができた影響で、昭和30年(1955年)に日本人の口にも合うように開発されました。

くりつぼ

くりつぼ

川棚町と東彼杵町で食べられてきた煮物料理です。祭りなどのめでたい料理とされ、栗の甘露煮を入れるため、普通の煮物より甘めに仕上がります。

対州そば

対州そば

対馬で栽培されている蕎麦の品種を使います。縄文時代に朝鮮半島を経由して対馬に伝来した蕎麦は、異なる品種のそばと交わることが少なく原種の特徴を残しています。

つぼ汁

つぼ汁

西海市で食べられる肉類を使わない汁物です。基本的には精進料理であり、肉や魚は使わずにごぼう、干し椎茸、とうふ、こんにゃくなどを細かくして入れています。

長崎ミルクセーキ

長崎ミルクセーキ

長崎市で生まれたアイスデザートで、アメリカのミルクセーキは飲み物ですが、長崎ミルクセーキはスプーンで食べるデザートです。

ハトシ

ハトシ

エビのすり身を食パンで包んで揚げた料理で、明治時代に清国から伝わりました。広東語でハーは海老、トーシーはトーストを意味しています。

かんざらし

かんざらし

島原市で作られる白玉を使う伝統スイーツです。白玉粉をこねて作られた小さな団子を、優しい甘さの冷たい蜜に浸して食べる和菓子です。

長崎県の料理

手延べそうめん

手延べそうめん

島原半島で作られるそうめんは、伝統的な手延べ製法で作られ、時間をかけて熟成させることで強いコシとなめらかな食感が生まれています。

ひょっつる

ひょっつる

ひょっつるは島原半島で採れたワカメの葉をゼリー状に溶かして加工した麺です。ワカメ100%のため、低カロリーでミネラルも豊富です。

茶碗むし定食

茶碗むし定食

慶応2年(1866年)に吉田宗吉信武が茶碗むし・蒸寿し専門の店として開業した吉宗の料理です。吟味された材料と独特の手法で調整されています。

ミニ卓袱

ミニ卓袱

長崎市の吉宗では手軽に卓袱料理を楽しむことができます。大皿形式ではないものの卓袱料理を代表する料理を少しずつ味わうことができます。

佐世保バーガー

佐世保バーガー

佐世保市は米海軍の基地が置かれたため、アメリカ人からハンバーガーの作り方が伝えられました。ビッグマンはベーコンエッグバーガーの発祥の店と言われます。

ヒラメの刺身

ヒラメの刺身

平戸近海は潮の流れが激しい五島灘に面してヒラメのエサとなる小魚が豊富です。平戸では5キロを超える大型のヒラメは座布団ヒラメとしてブランド化されています。

夏香かまぼこ

夏香かまぼこ

平戸市で栽培されているオレンジ・平戸夏香を混ぜた蒲鉾です。魚本来の旨味に夏香の爽やかな柑橘系の香りが加わり、後味がさっぱりしています。

カスドース

カスドース

長崎県平戸市に伝わるポルトガル由来の伝統的な菓子で、カステラの原型と言われています。カスはカステラ、ドースは甘いを意味しています。

アジフライ定食

アジフライ定食

玄界灘に面して漁業が盛んな松浦市は、美味しいアジが漁獲されます。東松浦半島に接する鷹島はアジフライ発祥の地とされています。

魚島来飯

魚島来飯

松浦市鷹島のご当地グルメで、おいしい魚を食べに島に来て欲しい願いが込められています。漁師飯を起源として観光客向けにアレンジされました。

あなごのセイロ蒸し

あなごのセイロ蒸し

対馬市は全国でも有数のアナゴの漁獲量を誇り、肉厚で脂の乗りが良い穴子は対洲黄金としてブランド化されています。臭みがなく刺身で食べることもできます。

生うに丼

生うに丼

壱岐はウニの島とも呼ばれ、玄界灘の荒波で育つ新鮮なウニが名物です。海女が一つひとつ手作業で獲る天然もので、濃厚な甘みと磯の香りが強いのが特徴です。

壱岐牛のすきやき

壱岐牛のすきやき

壱岐は古くから和牛の放牧地として知られており、松阪牛や神戸牛などのブランド牛の素牛となることが多いです。島外ではあまり流通しない幻の牛と言われます。

長崎県の地ビール等

島原レベリオン(四郎)

島原レベリオン(四郎)

キリシタン文化をテーマにしたクラフトビールで、南島原市の姉妹都市であるイタリア・キエーティの醸造所と共同開発された本格的な上面発酵のエールビールです。

アイランドブルワリー

アイランドブルワリー

麦焼酎発祥の地として知られる原田酒造が手掛けるクラフトビールです。日本一魚に合うビールをコンセプトに壱岐焼酎と同じく白麹が使われています。

YUZU-KOJI ALE

YUZU-KOJI ALE

壱岐市のアイランドブルワリーが製造しているビールで、壱岐産の柚子果汁と柚子の皮、岐焼酎の原料である白麹を使用しているフルーティーなビールです。

YUZU-KOJI ALE

YUZU-KOJI ALE

壱岐市のアイランドブルワリーが製造しているノンアルコールドリンクです。壱岐島でつくられる柚子を丸ごと使い、柚子の風味を最大限引き出しています。