まいぷら

何もかも忘れて、ぷらぷら旅に出かけよう。

「利尻岳」の山旅(登山)情報

山行日
2006/08/24
天 候
ルート
鴛泊登山口(04:40)~甘露泉(04:50)~長官山(08:00)~利尻岳(10:00)、 利尻岳(10:10)~長官山(12:05)~甘露泉(14:00)~鴛泊登山口(14:15)
地 図
山と高原地図「利尻・羅臼」
同行者
ひめ
標 高
利尻岳(1719m)、長官山(1218.3m)

山旅(登山、トレッキング)の記録

雨の利尻岳の登山道

夏休み、千歳から可愛らしい飛行機で利尻島に行きます。到着したのが15時半です。翌日は念願の利尻岳の山旅(登山、トレッキング)です。胸が弾みます。

宿は丸善さんで早朝に登山口まで送ってくれると言います。島人らしい丁寧な対応はありがたいです。利尻島に到着して翌日の食料などをコンビニで購入して床につきます。明日は晴れて欲しいなあ。

午前4時、雨の音と共に起床します。念願の利尻岳は冷たい雨になると思うと残念な気持ち。

登山道までは車で10分程度で登山道の脇にあるトイレで身支度を整えて山旅(登山)をスタートします。少し歩くと甘露泉の水場に到着して、それからポン山との分岐を過ぎます。

5合目付近までは快適な登山道でしたが、そこから先は背の低い木が乱立していて、何度も枝にぶつかり水滴がボダボタと顔面落ちてきます。展望もない上にこんな調子でイライラしてきます。

雨の樹林帯の登山道

雨の樹林帯の登山道

長官山

長官山

長官山を過ぎて避難小屋までは快適な登山道ですが雨のため視界は悪いです。ここから利尻岳の勇姿が見えるハズですが白いシルエットです。避難小屋にはおじさんが一人停滞していて「こんな日に登って何が楽しい?」と聞かれました。

利尻岳なんだけど…

利尻岳

避難小屋は泊に適する

避難小屋

避難小屋を進んだ先にある9合目から山頂まではザレ場の登山道です。2歩進んで1歩下がる感じで必死に歩きます。登り切ると山頂に到着しますが、さすがに誰もいません。名物のローソク岩もガスでシルエット状になっています。

ザレ場の登山道

ザレ場の登山道

誰もいない山頂

誰もいない山頂

下山は同じ道をたどりますが、長官山を過ぎたあたりから登山道が川になっています。靴はグチョグチョに濡れてしまいます。まだ買って間もない布ブーツなのに…。

惨めな思いで岐路に着きますが、宿で「明日は絶好の登山日和になりそうですね」とひめが聞いてしまった。「疲れてるし、明日は帰る日なんだけど…」と言いましたが、絶対行く!と命令したので、翌日利尻岳リベンジ山旅(登山)が決行されることになります。

「利尻岳」の概要

日本百名山の一つ。利尻島に聳える独立峰。その端麗な姿は利尻富士と愛称されてもいる。

やま旅の勝手な評価

疲れた度
★★★★
低木のぶつかり度
★★★★★
展望の無さ度
★★★★
ザレ道に泣いた度
★★★★
ガスにやられ度
★★★★