三連休初日に日光男体山の山旅(登山、トレッキング)に出かけましたが、せっかく長時間かけてやってきて、このまま帰るのも惜しいです。
そこで携帯電話で宿を探して、沼田方面に素泊まり4,000円の温泉宿を発見したので、そこで一泊して日光白根山に山旅(登山、トレッキング)することにしました。
こういう安い宿は学生が宿泊していて夜間うるさいもので、今回も騒がしかった…。
明朝、7時過ぎに起床してしまいロープウェー乗り場に9時に到着します。麓から山頂駅までは約15分、1,800円で意外と高度感があります。
山頂駅から奥白根山の大きな山容が見えます。よく整備された樹林帯は、特に起伏がなく快適に進むことができます。所々、遊歩道の分岐道がありますが、標識通りに奥白根山に向かっていけば道に迷う心配はありません。
25分くらい歩くと大日如来像があり、さらに進むと七色平分岐に差し掛かります。この分岐から、ひたすら坂道を登ることになります。途中から樹林帯の隙間から景色を見渡すことができ、さらに進めば奥白根山の展望が開けますので、ここまで来れば山頂は近いです。
山頂までの最後の登りはガレているため登っては下がるの連続となります。細かい砂のような感じなので一枚岩を踏んだ際、砂で滑ってしまうこともあるので注意した方が良いと思います。
ガレた登山道を通過すると平坦な場所の側に出ます。ここから北側に見えるのが奥白根山の山頂です。この平坦な場所から一度下って、そこから登り返したところが山頂になります。山頂付近は岩場ですが、しっかりした岩なのでゆっくり進めば良いと思います。
山頂は狭いです。多くの登山者が山頂で写真撮影しますから大渋滞になっています。
奥白根山の山頂から避難小屋までの下り道は、40分程度の急な坂になっています。
避難小屋から五色沼は10分程度になりますが、五色沼から弥陀ヶ池の辺りにはシカがいました。人間慣れしていて近づいても逃げようとしません。
弥陀ヶ池は五色沼ほど大きくない静かな池になっています。弥陀ヶ池から血ノ池地獄へ向かいましたが、血ノ池地獄は小さな水たまりとその周辺のススキの群生が印象的でした。
その後、六体の地蔵が安置されている六地蔵へ向かい、遊歩道を経由して山頂駅でゴールです。
山頂駅には「天空の足湯」があり、疲れた足を癒すことができました。ロープウェーの麓では無料でキノコ汁を振る舞ってもらえたので、とても有り難かったです。
日本百名山の一つで、関東以北の最高峰である。日光火山群の主峰として、また荒々しい山容が存在感を示している。