アルマス広場

ペルー国内の町並みは欧州と同じようにアルマス広場を中心に造られています。アルマス広場にはスペインコロニー時代の建物が多く、大聖堂や政府機関などがあるのが特徴です。
ペルーの首都リマのアルマス(マヨール)広場は1532年スペイン人コンキスタドールのフランシスコ・ピサロが築きました。リマで最も古い広場で、周囲には大統領官邸やリマ市庁舎のほか、南米最古のリマ大聖堂やリマ大司教宮殿博物館が置かれ経済、文化の中心地として、また数々のイベントでも活用されてきました。
周囲は建物が立ち並びます。
中心に噴水がありました。
アルマス広場はリマの中心的な広場で多くのリマ市民が訪れていました。
政府宮殿

ペルーの首都リマにある政府宮殿は、政府の議事堂とペルー大統領官邸があります。
この宮殿は、16世紀初頭にスペインの征服者フランシスコ・ピサロによって建設されました。その後スペインの植民地となって最初の政府公邸として利用されます。
1535年にピサロは王の居住とインカ族の墓地があった場所に宮殿を建設しました。地元の人たちからはピサロの家と呼んでいます。この地は地震や火災などで何度も破壊と再建を繰り返したそうです。
長い歴史ある建造物です。
政府宮殿前に馬がいました。
アルマス広場に隣接していますので、アルマス広場を散策するときに見てみると良いと思います。
また、入口には衛兵が立っていて、毎日正午になると衛兵の交代式が行われるそうですので、見てみるのも良さそうです。
リマ大聖堂

アルマス広場に隣接するようにリマ大聖堂(カテドラル)があります。1535年にインカを滅ぼしたフランシスコ・ピサロが礎石を置きカトリックの布教の中心地として初めて教会を建設しました。
のちに地震で倒壊し現在の大聖堂は1746年に建てられました。バロック様式とネオクラシック様式が採り入れられています。
大聖堂の中では小さい部類だと思います。
彫刻の中心に聖像が祀られます。
もともとはインカ皇帝シンチ・ロカの子孫にあたるシンチ・プマ王子の宮殿があった場所と言われています。
1540年3月11日に初めて聖体が安置されたので、ペルーで最も重要な教会として、献堂された日とされています。