天野博物館
リマの名誉市民であった故天野芳太郎氏が収集されたインカ、プレインカ時代の土器、織物などが展示されている小さな博物館です。
コロンブスがアメリカ大陸を発見していない時代に制作されたアフリカ系民族を象った土器が展示されていて、新大陸発見以前から南米とアフリカで何らかの交流があったとのこと。
また、石に微細な穴をあけた曲玉みたいなものがあり、現在の技術でもこれほど小さい穴をあける技術はないらしい。道具であけたことはわかっていますが、どのように空けることができたか現在でも不明なようです。
天野博物館は故天野氏の熱意により、誰もが理解できるように少人数制(要予約)で日本人ガイドが付きます。入館無料になっていますので、天野博物館の資金源確保のためにも、感謝の気持ちで売店でお買物してはいかがでしょうか。