シスルタニ遺跡
ペルー共和国のプーノの北約30キロメートルにあるシルスタニ遺跡は、ウマヨ湖畔の小高い丘にある先インカ時代からインカ帝国時代にかけて造られた石積みの墳墓群です。
宮殿・住居の跡はなく、チュルパと呼ばれる墳墓が残されてます。シュルパは大きなもので高さ12メートルあり、春分や秋分の日に入口に太陽の光が入るように作られています。
シュルパは修復中の物が数多くありますが、修復済みの物は中に入ることもできました。中は、暗く寒い感じはしましたが、だんだん目が慣れてくるとドーム状になっていることがわかります。
記念撮影
背後はウマヨ湖です。
チュルパ入口
チュルパの入口は狭いです。
シルスタニ遺跡の語源は爪(シルス)滑る(ルスタニ)で、塔墓の表面が爪さえ引っかからない見事な加工を示しているのではないかと言われています。
このような建造物を造るのは容易ではないと思います。当時の技術力が伺えます。