ナスカとフマナ平原の地上絵
早朝リマからイカ(ICA)までフライトし、イカからアエロ・コンドル社のセスナでナスカとフマナ平原の地上絵を見学しました。
セスナの大きさにもよりますが、約1時間半のフライトで、実際に地上絵を見るのは30分くらいです。
パイロットを含めて6人で小型セスナに搭乗しました。小型機は振動が全身に伝わり、しかも乗客全員が地上絵を見えるように、右へ左へ旋回するアクロバティックな動きをするので、乗り物酔いする人は事前準備が必要だと思います。
地上絵を早く見つける方法
ほとんど風化されずに地上絵が残っているのは、ナスカやフマナが砂漠地帯だからです。そのためセスナから見る大地は地紋(風などでできた筋)がたくさんあります。
地上絵を早く見つけるためには、イカ空港にある地上絵周辺の模型が使えます。
例えば、宇宙飛行士の地上絵は山の斜面に描かれているなどの情報を把握しておけば、目が慣れてくると簡単に見つけられます。
地上絵は写真で見るとボケる感じですが、肉眼で見るとはっきり見えます。ちなみに地上絵は朝か夕方がきれいに見えるらしいです。太陽の傾き具合によって見え方が違うようです。
ナスカとフマナ平原の地上絵
ナスカの地上絵研究の第一人者マリア・ライヘ女史は、天体位置と関係があると示唆しましたが、最近のコンピュータを使った研究によれば、当時の天体位置とズレるようで未だに謎なままです。
ロマンがありますね。(笑)
クモ
ナスカの地上絵(クモ)
手
ナスカの地上絵(手)
オウム
ナスカの地上絵(オウム)
ハチドリ
ナスカの地上絵(ハチドリ)
宇宙飛行士
ナスカの地上絵(宇宙飛行士)
サル
ナスカの地上絵(サル)